こんにちは。
はっしーと申します。
さて、このサイトでは建設業で作業服を着て現場で働いてきた実体験や、各業種の仕事内容やお金、将来のことについてご紹介していますが、
ここでは、私が実際に体験したり見てきたパワハラやいじめについてご紹介します。
私は15年ほど業界にいましたが、いじめやパワハラが多かったかと言えば、そうでもないかなと思っているのですが、とはいえ何度か自分が経験したり新人が被害を受けたりしていましたので、今回は「新人にとにかく厳しく当たるT班長」についてご紹介したいと思います。
パワハラ・いじめ体験談その1とその2はこちらにあります。
舗装会社のT班長とは
最初に、その舗装屋の状況を簡単に説明します。
その舗装会社は、大手ゼネコンの下請けやハウスメーカーの下請けをしている会社で、
コンビニなど店舗の駐車場や、マンションの駐車場、道路から、一般住宅の外構工事も行う会社で、作業員は12名ほどでした。
現場によって全員で作業することもあれば、2~3班に分かれて仕事をします。
班長職は12名のうち2名で、その一人がT班長です。
とにかく新人にキツく当たるT班長
私はその会社に中途採用で転職して、舗装経験者だったのでキツく当たられたことはほとんどなかったのですが、人手不足から常に求人を出していて1~2か月に一人は新人が入ってくる状況でした。
私が働いていた間も常に新人が入ってきて、その中には経験者もいれば未経験者もいました。
そのT班長、人見知りする方で
新入社員には結構よそよそしく、最初は遠慮しながら優しく教えるのですが、
入社から4~5日もすると作業中に豹変します。笑
「こっちだって言ってるだろ!」
「ココじゃない!あっちだって!」
小さな面積を舗装するとき、4tダンプからアスファルト合材をネコ(一輪車)に移して運ぶのですが、合材をおろす位置を支持するのにいちいち怒鳴るのです。
急に怒鳴りだすパワハラ上司
一緒に働いている私も驚きました。
1日目、2日目は割と物腰も柔らかく丁寧に教えているT班長が、
4~5日もすると「いい加減覚えろよ」という勢いで怒鳴るのですから。
ドン引きです。笑
新人扱いやめるの早くねぇ?!
それって…、半年や1年経つ人にいう言い方じゃねぇ?!
というのが私の心境でした。
新人がスコップで砕石を均しているときもです。
最初はスコップの持ち方もよく分かっていないので、はっきり言って仕事が遅いですが仕方ないですよね。
T班長は、その遅い仕事にすぐ見かねて「もういい!貸せ!」とスコップを取り上げて自分でやり始めます。
新人は数週間から1ヶ月で辞めていく
一週間も経たずにある日を境に「いい加減覚えろよ!」という勢いで怒られ始めるものだから、未経験者が入ってきてもすぐに辞めていきます。
そのT班長は当時、40代後半だったと記憶していますが
新人が未経験者なら20代だろうが、50代だろうがお構いなし、
まぁその時その時、怒鳴られたとしても、後に引いてグチグチいうようなタイプではなかったんですけどね。
ハッキリ言って、見てられなかったです。
怒鳴っているヤツがいると、場の空気も悪くなりますしね。
それが現場を仕切る人間ならなおさらです。
でも、現場にはこんな人多い
数日間で「できないヤツ」扱いして怒るのは、めずらしいタイプですが、
現場で働く人って、地味にこういう人多いです。
教えるのが下手というか、教え方がわからないんだと思います。
なぜこれが必要で、どういう手順で進めるのか。
道具の持ち方や扱い方もそうです。
自分でやっている姿を見せて「だからこうだって!!」て怒るような人はけっこういます。
そもそも丁寧に教えられたことがない説
昔の職人って
「仕事は見て覚えるもの」
だとか、
「見て盗め」
みたいなのが普通だったといいます。
教わっていないのだから教え方もわからないし
そもそも、昔の職人の下で働いていたのだから「仕事を教える」という概念自体がない人もいます。
まとめ
今回ご紹介したT班長の対処法はと言えば、
私が見てきて思ったのは、
- 早く仕事を覚えること
- 半年や1年は我慢すること
くらいでしょうかね。
未経験で入ってきて、中には続く人もいました。
3ヵ月半年経過してくると、仲も良くなってくるしT班長もイライラしたりキレる回数も減ってきます。
人間関係って入社してみるまで分かりませんからね。
難しい問題です。
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