こんにちは。
はっしーです。
土木作業員の仕事は体力的にキツイわりに給料面でもあまり良い待遇ではないので、「このまま土木作業員を続けていいんだろうか」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
私自身、建築・土木の業界で約15年ほど働いた経験があります。
土木会社で作業員の仕事を少ししたこともあります。
(舗装屋は長く経験しました)
そんな私の体験も踏まえて、土木作業員を辞めたい人に転職する方法やどんな仕事があるのかなど、次のステージへ進む参考にして頂ければ幸いです。
土木作業員を辞めたほうが良い人
もうすでに「土木作業員を辞める」と決心している方は次の「土木作業員からの転職にはどんな仕事がある?」進んでいただいて構いませんが、
将来の不安を抱えながら「このまま土木作業員を続けていいのだろうか?」と迷っている方、次の2点についてどう思いますか?
- 土木の仕事はあなたに向いている?
- 将来、資格取得を考えている?
この2点について、一つひとつ見ていきましょう。
土木の仕事はあなたに向いていますか?
土木の仕事は年齢や学歴不問で、やる気さえあれば誰でもできる仕事ではありますが、肉体労働ですし野外で作業する仕事ですから向き不向きがあります。
やりたくない仕事を続けることは、あなたにとっても会社にとっても良いことではありませんので、向いていない・好きじゃない仕事なら早く辞めて違う仕事に就いた方が良いです。
- 辞める
- 転職する
というのは精神的にもパワーが必要ですが、ズルズル続けると本当に転職できなくなるかもしれません。
将来、土木施工管理技士の資格取得を考えていない人
土木作業員の将来性を考えたとき、やはり土木施工管理技士の資格を取得して現場監督になるのが一つの出世コースになります。
現場監督もキツイ仕事ではありますが、体力面でも給料面でもゆとりが出ます。
土木作業員は資格を取らなければ一生、土木作業員のままなのでそんな将来に不安を感じているなら思い切って転職することをおすすめします。
土木作業員から転職にはどんな仕事がある?
土木作業員のように肉体労働のほかに、接客業、営業、IT関係など様々な仕事がありますが、土木作業員の経験を活かした転職先や、営業や接客が苦手な人向けの転職先をご紹介します。
舗装工の仕事は土木作業員より給料が良い
舗装工の仕事は、土木作業員の経験が活かせます。
土木の仕事自体に不満はないけどもう少し日給をあげたい
という方は舗装屋に転職するのも一つの方法です。
舗装工は、掘削したり縁石を敷設したり土木作業員が行う仕事とかぶる部分もありますし、日給の単価も1,000~2,000円ほど高い傾向にあります。
「もう作業服を着て働くのは嫌だ」
「外で働きたくない」
という場合じゃなければ舗装屋は土木の経験を活かせる仕事です。
職人を目指すなら建築の仕事
「手に職をつけたい」
という方は、建築業へ転職するのもありです。
大工や左官、塗装、クロス、水道、設備、ガスなどの仕事で職人を目指す方法があります。
土木作業員は長く続けても「職人」とは言われませんが、建築は手に職を身につけると「職人」と言われる世界です。
見習いとしての給料は土木作業員の見習いと違いはありませんが、職人になると土木作業員以上に稼げますし、一人親方として独立する人、会社を設立して独立する人と選択肢も多いです。
運転が好きならドライバーの仕事
運転が好きならドライバーの仕事もあります。
土木にも関わりがあるのは大型ダンプの運転手や、重機の運送ドライバーなどですが他にも
- 大型ダンプ
- タンクローリー
- ミキサー車(生コン)
- バス(送迎バス・観光バス)
- タクシー
- 運送ドライバー
- 配送ドライバー
- 軽貨物ドライバー
など様々です。
運転が好きで安定収入を求めるならドライバーの仕事もおすすめです。
ドライバーの仕事への転職を目指すなら、土木作業員を続けながら
- 大型免許
- 大型2種免許
- 大型特殊免許
- 牽引(けんいん)免許
を取得することをおすすめします。
(大型免許は、普通・中型、大型特殊自動車免許のいずれか取得後3年経過が条件)
タクシー運転手の場合は、就職して普通2種免許の取得を支援する制度が整っているのが一般的です。
お金を貯めるなら工場で働くのもおすすめ
お金を貯めたい
という人には、自動車関連の工場で働くというのも一つの選択肢になります。
トヨタやマツダ、日産、ホンダ、スバルなどの自動車関連の工場は、基本的に半年や1年間の期間工として働きにいくのが一般的ですが、中にはそこから社員雇用を行っている場合もあります。
土木作業員は、天候や季節によって収入に波があるし、地元に住んでいるといろいろな誘惑があってお金が貯まらない。という人も多いでしょう。
もちろん、期間工として働いた先に、工場での就職を目指すのもアリです。
トヨタ、マツダ、日産、ホンダ、スバルなどの下請け工場の会社でも株式上場している大企業は何社もあります。
プログラミングや動画編集などIT系の仕事
今プログラミングの需要が高まっています。
ネットで情報が溢れかえっているのでプログラミングや動画編集を独学で始める人も少なくないですが、オンラインスクールで学ぶ人も増えています。
スクールでプログラミングを学び、プログラマーやIT系専門の転職エージェントを使い就職を成功させている方も増えています。
最近の子供は学校でもプログラミングを習っているようですが、今の大人は社会人になってから自分で学んでプログラミングを体得している人が多いです。
半年や1年しっかり学んでチャレンジする方法もあります。
新しい仕事にチャレンジするなら転職エージェントに登録するのもおすすめ
土木作業員を辞めたいけど、次にどんな仕事をしたらいいのかわからない。
という方は転職エージェントに登録するのがおすすめです。
ハローワークや転職情報サイト、転職情報誌を見ても新しい就職先を見つけるのってなかなか難しいですよね。
そんな方は、無料で使える転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
転職エージェントとは、リクルートなど求人情報を扱っているWEBサイトで今多くの人が登録しています。
一般に公開されている求人情報だけでなく、非公開の求人情報も多数扱っており履歴書の添削や面接の際のアドバイスなど受けることもでき、専門のエージェントに相談することもできます。
無料で登録・利用できるので、自分の新しい可能性を知りたい方はまずは登録してみることをおすすめします。
土木作業員を辞めるときにやってはいけない2つのこと。
土木作業員を辞める、転職を成功させる際にやってはいけないことを2つだけお伝えしておきます。
今の職場や身近な人に相談しない
一つ目は、「身近な人に相談しない」
これは奥さんや家族には相談した方が良いかもしれませんが、今働いている職場の同僚や上司に相談するのはおすすめしません。
なぜなら「引き留められる」可能性が高いからです。
人は変化を嫌います。
自分の環境を変えるのにも精神的な負担が大きいと思いますが、
それは周りの人間も同じで身の回りの変化を嫌います。
土木作業員を続けている人に「辞めようと思うんだけど」といったところで「続けた方が良いよ」と引き止められるのがオチです。
あなた自身も転職するには強い決心が必要と思いますが、あなたの身近な人も周りの環境が変わるのを望んでいませんから、引き止められる可能性が高いです。
とくに、転職したことのない人に転職の相談をするのはおすすめしません。
転職先が見つかってから辞めた方が良い
中には土木作業員を辞めてから新しい仕事を探す人もいますが、そうなると収入が途絶えてしまいますよね。
失業保険がもらえるなら良いですが、基本的に土木作業員を続けている間に次の仕事を見つけた方が良いでしょう。
収入が途絶えた状態で次の仕事を探すと、やはり焦って就職を決めて失敗したということにもなりかねません。
もちろん、ズルズルと続けるより思い切って辞めて新しい仕事を探す
というのも一つの方法ですが、
できるだけ良い条件で就職先を見つけるためにも転職先が見つかってから辞めた方が良いでしょう。
いま務めている土木会社が辞めさせてくれない?そんなときは
勤めている会社を辞める。
というのは言い出しにくい、という人もいるでしょう。
また、土木会社の中には「辞めるなら給料は払わないぞ!」とか脅しのようなことを言う会社も中にはあるでしょう。
土木会社もそれぞれですからね。
最近は少ないと思いますが、パワハラや「この会社カタギなのか?」というような会社も中にはあるでしょう。
もしも、
- 辞めると言えない
- すんなり辞めさせてもらえない
という場合は、退職代行というサービスを利用するのもおすすめです。
数万円程度の費用がかかりますが、あなたに代わって会社と交渉して退職を円滑に進めてくれる代行サービスです。
さいごに
- 楽しくない
- やりがいを感じない
- このまま続けていていいんだろうか
というように、土木作業員を続ける事に不安を感じている人は、思い切って転職してみると良いでしょう。
言葉を選ばずに言うと、
「土木作業員は体力さえあればいつでも戻ってこれる仕事です」
とくに最近はどの業界でも人手不足で、転職しやすい環境とも言えますから「土木作業員を辞めたい」と考えているならチャレンジしてみてはいかがでしょう。
どうしても不安があって一歩踏み出せないという方は転職エージェントに登録して求人情報を探してみてはいかがでしょう。
実際に転職するかしないかは求人情報を見て決めれば良いので。
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