こんにちは。
はっしーと申します。
私は建築・土木業界で約15年ほど現場で働いてきました。
ここでは、重機のオペレーター(運転手)の仕事はきついのか。
つらい?大変?
という点について、実際に建築・土木現場で作業した経験も交えてご紹介したいと思います。
あ、最初にお伝えしておきますと、
工場のフォークリフトに関しては、経験したことがないのでわかりません。
ここでご紹介するのは、建築・土木現場の重機オペの話しです。
重機オペーレーターの仕事がきつい!3つの点
建設現場の重機オペレーターは、主に
- ユンボ
- タイヤショベル
- ブルドーザー
- クレーン
- グレーダー
など…
他に舗装屋では
- アスファルトフィニッシャー
- 鉄リン
- タイヤローラー
などがあります。
中でも、多くの方が重機オペレーターとしてイメージするのは、ユンボやクレーンかと思いますが、
重機オペに共通してつらい点を3つご紹介していきます。
- オペの技術力が現場の作業スピードに大きく影響する
- 人身事故や破損事故に細心の注意を払う必要がある
- 体力より細かい気配りと注意力が必要
それでは一つひとつ見ていきましょう。
オペの技術力が現場の作業スピードに大きく影響する
建設現場、土木現場では重機オペの技術力によって作業スピードが大きく左右します。
重機は人の力で行うよりはるかに効率が良く作業を進めることができますが、その分、オペレーターの技術力が求められます。
現場は一つひとつが本番です。
練習用の現場なんてありませんから、技術力が求められるのがきつい点です。
下手だと使ってもらえません。
人身事故や破損事故に細心の注意を払う必要がある
常に注意力が求められる。
建設現場は、大きなビルや店舗から一般住宅まで様々な場所があります。
上には電柱・電線や看板があったり、
地中には給排水管やガス管が埋設されています。
狭い場所ではすぐ横に建物や塀があることもあるでしょう。
それに作業現場では、周りに作業員もいます。
そんな中で、周りに気を配りながら作業を続ける注意力が求められます。
電線や水道管を破壊してしまうと現場が中断したり、余計な費用がかかります。
また、言うまでもありませんが、人身事故にも繋がることもあります。
3.体力より細かい気配りと注意力が必要
重機オペの専門職なら、毎日が重機の運転になるでしょう。
また、舗装や土木、解体業でも大きな現場ならオペレーターは休憩以外、ずーっと重機の運転になります。
そんな中で、周りの作業員や障害物に気を配りながら迅速な作業を行う必要があるので、体力より精神的な消耗がきついです。
重機オペはきつい・つらいの前に向き不向きがある仕事
重機オペのきつい点を3つにまとめてご紹介してきましたが、
ここまでご覧いただいたように、
重機を手足のように操縦する技術力も必要ですが、性格的な向き不向きもある仕事と言えます。
続いて、重機オペレーターに向いている人、向いていない人についてご紹介します。
重機オペレーターに向いている人
重機オペレーターは繊細な性格の方が向いているでしょう。
現場によっては近隣の建物が近かったり、電柱や電線、そして地中には水道管やガス管なども埋まっています。
それらの障害物をかわしながら迅速に作業する必要があります。
重機オペレーターに向いていない人
お伝えしてきた通り、操縦技術に加えて精神的と言いますか性格的な部分も影響するでしょう。
そういう意味では、性格的に大雑把な人には向いていないかもしれません。
重機オペレーターの働き方は会社によって違う
重機オペのつらい・きつい点をご紹介してきましたが、
実は、会社によってきつさや辛さは大きく変わります。
土木・舗装・解体などの土木仕事でも、会社によって専属でオペができるか、
現場によって作業員兼オペという事も多々あります。
中小企業なら、後者が多いでしょう。
足場鳶も大きな会社であれば専属のオペがいますが、小さな現場の場合はクレーンが必要ない現場もあります。
会社によって違う。
という点については、こちらの記事にまとめてありますのでよかったらご覧ください。
⇒重機オペレーターになる方法・5つの働き方
記事を最初からご覧になる方は下記からどうぞ
さいごに。
最後までご覧いただいてありがとうございます。
この記事では重機オペレーターのきつい点、辛い点をご紹介してきましたが、
機械の操縦なので、やはり向き不向きがある仕事だと思います。
それでも「好きこそものの上手なれ」ということわざもあるように、好きなことなら上達も早いと思います。
重機オペレーターになる方法に関してはこちらの記事を参考にどうぞ。
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