土方は日当で給料を支払う会社が多いです。
いわゆる日給月給制というヤツです。
主に土木作業員のことを指す土方ですが、
土方の日当、相場はどれくらいか?
収入は多いのか少ないのか。
一つの基準となる目安をご紹介します。
土方(土木)の日当相場
土方の日給相場は
8,000~13,000円です。
※インディード調べ
多少の地域差はあっても、土方の場合は全国的にこの金額が目安になるようです。
因みにこの日当は、いわゆる土方といわれる土木作業員の相場です。
土方の日当を月給に換算すると
上記の日給で1ヵ月、約25日間働くと
20万~30万程度になります。
土方の年収は
雨が降ると休みになることもあります。
しかし現場によって残業があったりするので、
月によって多少の上下はありますが
- 見習いで250~300万程度
- ベテランでおおよそ350万前後
が目安となるでしょう。
日当でもらうと収入は多く見えるが支出も多い
土方は1日いくらの日当で、
給料は日給月給制でももらうので、
若くても収入が多いように見えますが、
社員雇用ではないため、国民保険・国民年金は自分で払わなければなりません。
保険や年金の支出が大きい
日給月給制の場合、手取りは所得税くらいしか引かれてません。
なので、自分で国民健康保険・国民年金の支払いをする必要があります。
正社員の場合、一般的には社会保険・厚生年金に入っていて
会社と自分で折半して、差し引いた分が手取りになります。
正社員と給料を手取りで比べると、
- 諸々引かれて支払われた給料
- 日当を月単位でもらった給料
の違いがあります。
新卒の会社員は、手取りで20万を切るのが一般的ですから、日当の方が多くなりますが、保険・年金を自分で支払うと決して多いとは言えませんね。
日給月給制はボーナスがない
日給月給制は、一般的な会社員と違いボーナスがありません。
じゃぁやはり正社員が良いのかというと、建設業に関しては
正社員でもボーナスなしの会社が多いので、会社を選ぶ際は賞与の部分も確認しましょう。
土方は体を壊したらおしまい
日給月給制の場合、休んだら日当がもらえません。
体を壊して働けなくなると収入が途絶えてしまいます。
体調を崩したら働けなくなるのは会社員だって同じですが、会社員の場合は月給で保証されています。
対して日当の場合は、1日1日の仕事が積み重なって給料額が決まります。
まとめ。
土方に関わらず建設で働く仕事は、日当で雇う会社が多いです。
ではやはり土方の給料は安いのか?
この件に関しては下記の記事を参考にしてみて下さい。
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