こんにちは。はっしーです。
土木と建築の違いについてご紹介します。
土木と建築の違いはネットで探してもたくさんのホームページで書かれていますので答えは変わらないですが、
ココでは、現場で働く作業員/職人の働き方の違いについてもご紹介します。
土木と建築の違い
建物以外は土木という解釈で良いでしょう。
建設という言葉もありますが、土木と建築を総称して建設といいます。
建築とは
建築は、建物を土台から作り上げる技術や技法のことで、家や建物に関わる全般を建築といいます。
大工や内装、塗装、ALC、設備、防水、左官、鳶、型枠大工など、建築に関わる業種は多いですね。
土木とは
土木、河川、ダム、護岸、港、橋、道路、空港、公園、農地など…
土木といっても仕事は多岐に渡ります。
舗装・造園なども広い意味で土木業と分類されます。
土木と建築を相称して「建設」という
建設業法という法律によって、建築土木・電気・舗装など工事業が分類されていることからも、「土木」と「建築」の相称として「建設」といわれます。
土木と建築の働き方の違い
土木関係と建築系では働き方にも少し違いがあります。
土木は雨が降ると休みになる仕事
土木は雨が降ると休みになります。
工期や仕事内容から雨でも仕事をする場合がありますが、基本的に休み。
建築系は建物の中の仕事なので雨でも仕事をします。
雪国の土木業は冬には除雪の仕事
北海道をはじめ雪国では、土木関係の会社は除雪の仕事をします。
大手ゼネコンが役所からの委託で道路や歩道の除雪をします。
中小企業はゼネコンの下請けとして道路の除雪をする会社と、一般住宅や商業施設(コンビニやスーパーなど)の駐車場を除雪しています。
また、中には冬は本州に出稼ぎに行く会社や人もいます。
北海道でも建築系は冬も含め年中仕事をしている業者がほとんど。
土木と建築で独立するカタチが違う
土木と建築では独立のカタチも違います。
土木は会社として起業するのが一般的
土木は一人で現場はできないので会社として起業するのが一般的です。
土木で一人親方として仕事をしている人もいるようですが、土木工事は一人で手掛けるような仕事ではないので、土木業の一人親方は建築に比べ少ないです。
建築は一人親方が多い
建築関係も会社として起業する人もいますが、自分の腕一本で一人親方として独立する人は土木より圧倒的に多いです。
まとめ。
土木と建築、どちらが良いという話ではありませんが、
大手ゼネコンに努めるエリートは「土木より建築の方が格が上」とみる傾向があるようです。
建築の方が学歴が上の傾向があるので、単に学歴の問題かもしれませんが…。
現場で働く職人の間では、建物の工事に早くから関わる型枠大工や大工の方が偉いというような印象がありますね。
道路は土木の方が先に現場に入りますが、舗装の方が偉い感じがします。
あくまでも印象ですがね。
昔は大工の機嫌を損ねたら現場で仕事できない。とか言われていたそうですが。
最近はどうでしょうね。人によるのかなぁという感じです。
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