「『ブログを更新しましょう』と言われるけど、何を書いたらいいの?」
「企業ホームページでブログを始めたいけど、どうしたら売り上げに繋がるんだろ…」
このようなお悩みにお答えします。
こんにちは。
橋と申します。
このページでは企業WEBサイトで更新するブログの書き方をご紹介します。
- 企業ブログで何を発信したら良いのか
- どんな内容のブログを書いたらいいのか
- どのような構成で書いたらいいのか
ブログ記事の内容・テーマの決め方から、構成や具体的な記事を書く手順まで、詳しくご紹介します。
また、こんなことは書いたらダメですよ。意味ないですよ。
という点も合わせてお伝えしますので参考にして頂ければ幸いです。
ホームページ運用・WEB集客・SEO対策に関するご相談承ります。
御社のWEB担当として運用もお引き受けしております。
企業ブログの目的とは
企業ホームページでブログを更新するにあたり、このブログは何を目的に更新するのか?
これは企業の認知を広め、売り上げに繋げること。
言うまでもなく、企業の利益や将来の発展を目指すのが目的でしょう。
目的達成に向けた企業ブログの役割
企業の利益貢献や発展を目指すうえで、企業ブログにはどんな役割があり、どのような目的で記事を更新するべきか。
- アクセスを集める記事
- サービスを紹介する記事
- ノウハウを紹介する記事
- SNSなどの情報拡散を狙う記事
- 顧客をファン化する記事
ブログ記事にはこのような意味を持たせ、目的をもって記事を書いていく必要があります。
ただ何となく日常の出来事をアップしても、企業のブログなんてなかなか読んでもらえません。
なにを書く?ネタ切れを防ぐ記事テーマ選び5選
先ほど企業ブログの目的を紹介しましたが…
- アクセスを集める記事
- サービスを紹介する記事
- ノウハウを紹介する記事
- SNSなどの情報拡散を狙う記事
- 顧客をファン化する記事
では、具体的にどんなテーマ・内容で記事を書くと良いか。
一つひとつ紹介していきます。
アクセスを集める記事
アクセスを集めるためには、
「どのキーワードで検索される記事か?」
検索キーワードを決めて、
そのキーワードを検索する人は何を求めているのか?
どんな悩みを解決したいのか?
検索意図を理解して記事を書いていきます。
これはSEO対策を必要とする記事ですので、
SEO記事の書き方を参考にして下さい。
サービスを紹介する記事とは
「●●のサービスをリリースしました」
「●●のキャンペーンを開催します」
などサービスを紹介する内容ももちろんですが、
すでに企業ホームページで紹介しているサービスに対し、より深く知ってもらうために更新する記事も有効です。
例えば商品やサービスを紹介しているページでは伝えきれていない内容を補足する目的で更新するのが良いでしょう。
具体的にどんな内容を書くのか?
- こんな使い方があるよ
- このようにメンテナンスすると良いです
- このようなアレンジがありますよ
- 実はこんな出来事から開発しました(開発秘話)
- こんな商品には歴史があります
など、
そのサービスや商品のより濃い情報を伝えることで、興味をもっていたユーザーが購入にいたるきっかけを作ることができます。
ノウハウを紹介する記事とは
自社のサービスや商品に対し、より深く知ってもらうために
- 正しい使い方
- 効果的な方法
- 悩みを解決する方法
- 選び方
- ●●と●●の違い
など、専門知識を持つ企業だからこそ知っているノウハウを発信すると良いでしょう。
より具体的にお伝えすると
- 塗料による違い、
- アスファルト舗装とインターロッキングの違い
- 整骨院と接骨院の違い
- 芝生のお手入れ方法
- 家族葬と一般葬儀の違い
- ロードヒーティングのシーズン通したランニングコストは?
というように、自社のサービスや商品に関するノウハウを紹介する記事の目的は、その違いや悩みを解決するのに必要と感じてもらい、購入に結び付ける導線づくりになります。
SEO記事の書き方はこちらの記事で紹介していますので参考にどうぞ。
SNSなどの情報拡散を狙う記事とは
SNSなどで情報の拡散を狙うためには、情報をシェアしてもらう必要があります。
TwitterやFacebook、個人が運営するブログなどで多くの人が興味・関心を持ち思わずシェアしたくなる内容を目指す必要があります。
正直言って簡単ではありません。
- ハプニングなど面白い出来事
- 写真や動画でわかりやすく面白い内容
- 「へぇー」とか「なるほど!」と驚く内容
- お得な内容(ビックリするほど)
ネット用語で「バズる」と言いますが…
このように、思わずシェアしたくなる内容を書く必要があります。
また、SNSの拡散はなかなか勝手に広がるということはありません。
顧客をファン化する記事とは
顧客をファン化する内容は企業のことはもちろん、従業員の日常やパーソナルな内容も良いでしょう。
- 企業のイベント報告(受賞やボランティア活動など)
- メディア取材の報告
- 活動報告(社員旅行や従業員の取り組みなど)
- スタッフの紹介
関連団体やメーカーが主催する賞の表彰や、ボランティア活動は積極的に発信すると良いです。
受賞履歴やメディア取材の報告は、企業の権威性を高めることにも繋がります。
また、楽しい企業・社会貢献にも熱心な企業・人間味のある企業と感じてもらうことで、親近感を抱きファン化に繋がるでしょう。
企業ブログの書き方。記事テーマを選んでライティングまで具体的手順
テーマと目的を決める
たとえば上記で紹介した役割のように、どの目的で記事を書くのか
拡散を狙うのか。ノウハウなのか?
テーマと目的を定めます。
何のために書いた記事なのか?設定せずに書いた記事はあとあと検証することもできませんので、最初に決めましょう。
どんな人に向けて書く記事なのかを決める
- 誰に向けた記事なのか。
- どんな悩みを抱えている人に届けたいのか
- 読み終えてどんな気持ちになってもらう記事なのか?
一般的に「ペルソナを設定する」と言われますが、
ターゲットを明確に定めましょう。
インターネット上には情報が溢れています。
フワッとした情報より、「こんなあなたに向けた記事です」という内容の方が、最後までしっかり読んでもらえる確率が上がります。
ストーリーと見出しの構成を決める
テーマとペルソナを設定ができたら、ストーリーと構成を考えます。
ここは記事テーマにもよりますが、いきなり書き出す前に全体のストーリーを決めます。
書くべき内容を、箇条書きに書き出すのも良いでしょう。
伝えるべきことを見出しレベルに区切って構成を考えます。
構成を決めることで、起承転結やゴールまでの流れをブレずに書くことができます。
ここがブレると「結局何が言いたいの?」と疑問が残る記事になってしまう恐れがあるので重要です。
見出しに沿って記事を書いていく
見出しの構成に従って記事を書いていきます。
- 見出しは骨組み
- 記事は肉付け
という流れになります。
見出しと見出しの間隔は、あまり長くない方が良いです。
200~300文字くらいが一つの目安となるでしょう。
独自の視点と共感を盛り込むと良いです!
これだけインターネットが発達すると、同じテーマで記事を書いているブログやホームページは無数に存在します。
インターネットで調べれば誰にでも書ける記事では検索エンジンから高い評価をもらうのも難しくなります。
独自の経験談や考えなどを盛り込む余地がないか検討しましょう。
導入文を書く
記事を書いたら導入文を書くことをおすすめします。
- こんな方へ
- このような内容をお届けします
- こんな問題を解決する記事です
というように、最初に導入文を書くことでユーザーに読む価値があるかどうかを確認してもらいます。
そして、具体的にどんな内容で何を解決してくれるのか、何を知れるのか
わかった上で読んでもらうことで、精読率を高めることができます。
今はスマホで読む人が多く、途中で面倒になったり、ゴールが分からないまま読むのが苦痛に感じやすいので、最初の導入文がとても大事です。
文章の確認と見出しの修正や見直し
全部書き終えたら、
- 誤字脱字はないか
- 言い回しがおかしくないか
- 専門用語で素人にわかりにくい表現はないか
- 難しい漢字はないか
- 繋がりや全体の流れはおかしくないか
チェックして必要に応じて加筆・修正などしてブラッシュアップしましょう。
写真やグラフなど画像を用意する
- アイキャッチ画像(記事の一番上の画像)
- グラフ
- イメージ写真
など画像を用意しましょう。
文章で説明するよりグラフで示した方が分かりやすいならグラフを用意した方が良いです。
絵や写真の方がわかりやすい場合もありますし、見出しごとに画像を差し込んだ方が淡々と文字が続くより読みやすくなります。
書いたブログ記事を投稿する手順
メモ帳やWordなど、記事を執筆が終えたら実際にブログへ投稿していくことになりますが、
読みやすいようにレイアウトを整えたり、検索結果に表示された際の文章などを設定する必要がありますので、具体的な投稿の手順を紹介していきます。
ブログ記事のタイトルを決める
最初にブログの記事タイトルは決めていたと思いますが、
検索エンジンからのアクセスを狙うなら、キーワードを含めたタイトル付けが必要です。
また最終的に興味を引くタイトルなのか。
全体の文章を書き終えた後の方が、文章の流れを汲んだタイトルを考えつける場合があります。
metaタグを設定する
metaタグとは、検索結果に表示される文章です。
検索したときに、青い太文字で表示される文章がTitleタグ
その下に表示される説明文がメタディスクリプションタグです。
Titleタグの書き方
お使いのテンプレートにTitleタグの設定がない場合は無視してかまいません。
Titleタグは検索結果に表示される青文字の部分で、文字数は全角32文字を目安に書くと良いです。
32文字以上は途切れて表示されません。
なお、目を引くTitleにすることでクリック率が変わります。
メタディスクリプションタグの書き方
メタディスクリプション(metadescription)タグは、検索結果でTitleの下に表示される説明文です。
「このような内容について書いています」
「こんな悩みが解決できます。」
など、タイトルの補足文章を書きましょう。
文字数は100文字前後が一つの目安になります。
本文を張り付けて見た目を整える
投稿画面に本文を張り付け、ついに記事をアップロードすることになりますが、この段階でもうひと手間くわえることで、記事が読みやすくなります。
本文の見た目を整え、読みやすくするポイントはこちらです。
- 見出しタグを入れる
- 改行を入れて読みやすくする
- リスト化してメリハリをつける
- 文字を装飾する(太文字・色文字など)
それでは一つひとつ見ていきましょう。
1.見出しタグを入れる
ブログ記事を書く段階で、構成した見出しに「見出しタグ」をつけていきます。
H2、H3、H4といったタグが見出しタグ(Hタグ)です。
このブログでいうところの大きな文字です。
見出しタグで段落をつけることで、メリハリがつきグッと読みやすくなります。
見出しタグには基本的なルールがあります。
こちらの記事で解説していますので参考にどうぞ
2.改行を入れて読みやすくする
改行ナシの詰まった文章はとても読みにくいです。とくにスマホで見ると小さな文字でダーッと画面いっぱいに埋め尽くされていると読みにくく、どこまで読んだかわかりにくくなるし、読んでいて目も疲れてしまいます。時間をかけてせっかく渾身の記事をかき上げたのに「読みにくい」という理由で離脱されるとモッタイナイですよね。これらの理由から改行は大切です。
こんな風に、改行ナシの文章は読みにくいです。
適度に区切って改行を入れましょう。
3.リスト化してメリハリをつける
ブログの投稿画面内に、
- 番号なしリスト
- 番号付きリスト
を設定するボタンがあります。
このリストタグを使い、箇条書きにできる部分は箇条書きにしましょう。
4.文字を装飾する(太文字・色文字など)
ブログ記事内で重要な文章は装飾しましょう。
- 太文字
- マーカー
- 色文字
などが有効です。
理想的には、飛ばし読みしても装飾した文章や文字だけ読めば内容が分かると良いです。
関連するリンクを挿入する
投稿するブログ記事に、関連する記事や問い合わせページへのリンクなどを挿入しましょう。
内部リンクを入れることで、次に読むべき記事をお知らせできますし、関連する他の記事を案内することができます。
ホームページ内で
- 回遊率を高める
- 滞在時間を長くする
ことで検索エンジンからの評価も上がります。
また、より理解を深めたり参考になる情報をしることで、御社のサービスを利用する可能性も高めることに繋がります。
記事を投稿したら確認しましょう。
記事の投稿ボタンを押したら、しっかり表示されているか確認しましょう。
- 読みにくい部分はないか
- レイアウトが崩れていないか
実際にスマホでも目を通してチェックすると良いです。
企業ブログがネタ切れ・アクセスがない?!失敗してしまう3つの理由と注意点
体制を整えないままブログを始めてしまう
社内でブログを更新する体制を整えないまま始めてしまうと
- ネタ切れのリスク
- リソースがさけないリスク
- 目的が達成できないリスク
このような失敗のリスクが高まります。
定期的にブログのテーマや書く内容を会議して決め、その方針に沿って担当者が更新していく環境作りが好ましいです。
目的が不明確な意味のない投稿をしてしまう
テーマや目的を決めないまま、記事を量産してしまうとリソースを割いてブログを更新した割に全く成果がない。という結果になってしまいます。
ホームページ制作会社に「ブログ更新した方が良いですよ」と言われ、なんとなく更新してアクセスが増えたり、売り上げが上がるほど甘いものではありません。
また、意味のない記事を増やすと別の問題もあります。
検索エンジンの評価が下がる
低評価のページが多いと、検索エンジンからホームページ全体の評価が下がる恐れがあります。
ホームページリニューアルの料金が高くなる
ホームページ制作会社にリニューアルを依頼した場合、ホームページ全体のページ数でも料金が変わります。
手間が増えるのでページ数が多いと費用が高くなります。
投稿した記事を検証しない
記事を投稿した後も定期的に検証が必要です。
- 記事はアクセスされて読んでいる人がいるのか?
- 検索順位は何位なのか?(SEO記事の場合)
- 売り上げや問い合わせに影響を与えているのか
この辺りの検証は必要です。
リソースを割いてブログを更新してなんのインパクトもなければ、ただの自己満足です。
企業ブログを成功させるために必要な5つのポイント
企業ブログを成功させる上で、必要は5つのポイントを紹介します。
投稿した記事にアクセスがあるか検証する
企業ブログを更新したら、定期的に検証しましょう。
SEOを意識した記事であれば「キーワードで現在何位なのか」検索順位の推移を追いましょう。
他にもポイントは
- 記事毎の1ヶ月のアクセス数
- 記事内のクリック数・クリック率
- 精読率
など、検証できることはいくつもありますが、
ブログ記事の場合、最低限「アクセス数(表示回数)」は把握してきましょう。
更新したけど誰も見ていない
これでは意味がありません。
GRCというツールがあります。
ホームページのURLを記録して、キーワードを設定するとボタン一つで検索順位をチェックしてくれる便利なツールです。
価格URL数・検索言語数などで変わりますが、ほとんどの場合スタンダードプラン(年間9,000円)で良いでしょう。
GRCは3種類のツールがあり、モバイル版のGRCモバイルがおすすめです。
(Googleの検索結果はモバイルを評価基準にしています)
Googleアナリティクスで調べることができます。
他に、Wordpressのプラグイン「jetpack」を導入すると管理画面内でアクセス数を調べられるので便利です。
jetpackは、
- プラグインをインストールする
- メルアド・パスワードを設定する
- 無料プランを選択する
これだけで「サイトの系統情報」から
各ブログ記事のアクセス数を確認できます。
ヒートマップというサービスを提供している会社があります。
複数のページを検証するなら月単位で料金が発生しますが、お試し期間がありますので細かい分析が必要な場合は利用してみるのもおすすめです。
「ヒートマップ」で検索するか、代表的なヒートマップサービスは「ミエルカ」「PTエンジン」です。
読み手を意識した読みやすい文章を書く
誰に向けて書くのか?
ペルソナを設定しましょうとお伝えしましたが、
- 専門用語を使っていないか
- 難しい内容になっていないか
素人でもわかるように書くことを心がけましょう。
ヒートマップというサービスを提供している会社があります。
複数のページを検証するなら月単位で料金が発生しますが、お試し期間がありますので細かい分析が必要な場合は利用してみるのもおすすめです。
定期的にリライトしブラッシュアップする
ブログ記事は鮮度も大切です。
リライトやブラッシュアップの頻度は
- 新しい情報が出たら書き換える
- 半年や1年に1度は見直す
この程度で大丈夫でしょう。
また、検索キーワードの順位を日々チェックしておくと一つの目安になります。
目的やテーマを網羅して完結する
行き当たりばったりでブログ記事を書くより、テーマを決め関連する記事を最初に決めると良いです。
ブログはとにかく更新を続けなければならない
という訳ではありません。
- 10記事で完結するテーマ
- 定期的に更新を続けるテーマ
- 新しい情報が出たときに更新するテーマ
企業ブログを始める段階で、決めておくと良いです。
宣伝広告ばかりはNG
宣伝広告というものは基本的に嫌われますよね(汗)
企業ブログを成功させるカギは、「ユーザーが読みたい情報を発信する」というのが大事です。
- 見込み客が知りたい情報
- ユーザーが得をする情報
をメインに、宣伝広告の割合は控えめにするのが企業ブログにアクセスを集めて成功へ導くカギになります。
企業ブログで書いてはいけない・扱ってはいけないテーマとは
政治・宗教
個人の思想に関することは企業ブログでは語らない方が良いです。
政治・宗教は人によって様々な考えがあります。
思わぬ敵を作らないためにも控えましょう。
個人や企業の誹謗・中傷
企業ブログで発する内容は、その企業としての見解と見なされます。
個人の誹謗中傷はもちろん、ライバル企業などの悪口も控えましょう。
他社商品や企業の批判・否定
企業に対してだけでなく、他社商品への批判や否定的な意見も控えた方が良いです。
- 悪口を言う人
- 悪口を言う会社
というイメージを持たれると、
「自分のことも陰でいわれているんじゃないか」
と考える人もいます。
炎上商法はリスクが高い
SNSでは度々炎上する人がいます。
炎上商法はアンチも増えますが、味方になってくれる人も増えます。
しかし、企業として炎上するのはメリットよりデメリットの方が多いのでおすすめしません。
まとめ
最後までご覧いただいてありがとうございます。
企業ブログを更新していくうえで参考にして頂ければ幸いです。
なお、一度ご覧になっただけでは中々難しいと思いますので、このページをブックマークしてブログ記事を書く際はご覧になってみて下さい。
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