「うちもホームページ必要だろうか?」
「同業他社もホームページを作っているけど、実際どうなんだろう」
「ホームページってどんな効果があるの?」
と、ホームページの立ち上げに今一歩踏み出せないでいる建設業の皆様の疑問を解決します。
こんにちは。
橋と申します。
私は建設業の中小企業を中心にホームページ制作やSEO対策・WEBマーケティングなど集客のサポートをさせて頂いています。
こちらの記事では、
ホームページ運用・WEB集客・SEO対策に関するご相談承ります。
御社のWEB担当として運用もお引き受けしております。
建築・土木業の自社ホームページ開設割合の現状
下記のグラフは、平成27年28年29年度の通信利用動向調査報告書(総務省:情報通信統計データベース)です。
これによると自社のホームページを開設している企業の割合は 89.6%
業種別にみると建設業は96.8%にも及びます。
建設業は9割以上が自社ホームページを持っている
スマホの普及とともに、ホームページを作成する会社が急速に増えています。
建設業でも9割以上がホームページを開設している現状を認識して
「今さらホームページを作っても遅いのか?」と不安に感じたかもしれませんね。
でも大丈夫です。
インターネットにも「先行者利益」というものはありますが、戦い方はあります。
現に、あなたが今ご覧になっているこのWEBサイトも記事を更新し始めたのは2019年の5月からです。
ホームページで「利益が増えた!」が3割以上
中小企業や小規模事業者がホームページを活用した変化を中小企業庁がまとめていますので、ご紹介します。
このデータによるとホームページを制作していない企業より、ホームページを制作している企業の方が「利益がやや増加した」「利益が大幅に増加した」という企業が多いことが分かります。
これは、2012年の調査結果です。
2021年現在、自社ホームページを持つ企業は増えていますが、スマホの普及とともにインターネットを日常的に活用する人が増えていますので、利益を増やしている企業はさらに多くなっていると予測できます
建設会社におけるホームページの役割とは
施工の依頼をしたいという見込み客が、ホームページを経由して相談し契約までの流れは以下のようになります。
- 工事を依頼したい見込み客
- ホームページで自社をアピール
- 問い合わせを受ける
- プランニング・見積もりを提案する
- 契約する
この一連の流れのうち、1,2がホームページの役割です。
新規開拓の部分を自動化でき、お問い合わせをいただいた顧客対応が業務となります。
見込み客を連れてきてくれるホームページは営業コストの削減にもつながります。
建築・土木会社がホームページを開設する必要性・メリットとは
では、ここから建設業者がホームページを開設するメリット・デメリットをご紹介していきます。
まず最初にメリットは下記の5つです。
- 求めているお客様に自社のサービスをアピールできる
- 会社の想いやこだわりを制限なく伝えられる
- 集客を自動化し、継続的に会社の宣伝ができる
- 営業コストの削減に繋がる
- お客様にとって信頼感に繋がる
では、一つひとつ見ていきましょう。
求めているお客様に自社のサービスをアピールできる
ホームページは検索したユーザーに、自社のサービスをアピールするツールです。
例えば、
「外壁塗装 大津」
「アスファルト舗装 神戸」
このようにユーザーが検索すると、そこにお客さんの求めたサービスを提供できる企業が検索結果に表示されます。
ホームページがあれば、見込み客に自社をアピールすることができるのが最大のメリットと言えます。
反対に、ホームページが無ければお客さんの選択肢にすら入りません。
会社の想いやこだわりを制限なく伝えられる
ホームページはチラシやTV、ラジオなどの広告と違い、時間やスペースにほぼ制限がありません。
ホームページへ訪れた見込み客に、あなたの会社の想いやこだわりを“いつでも”伝えることができます。
集客を自動化し、継続的に会社の宣伝ができる
ホームページは365日24時間、いつでもあなたの会社の宣伝をしてくれます。
また、電話番号のほかにメールフォームを設置しておけば、「あなたの会社に依頼したい」と思った見込み客は、24時間いつでも問い合わせできます。
営業コストの削減に繋がる
新聞の折り込み広告は、毎日様々なチラシが入っていますから「効果の持続性」という点で疑問ですし、「見込み客じゃない」人にも配送されるのでコストパフォーマンスも良いとは言えません。
また、営業マンは人件費が毎月固定費が重くのしかかります。
戦略的にホームページを活用すれば、営業コストは大きく削減できるでしょう。
お客様にとって信頼感に繋がる
しっかりしたホームページがあれば、お客さんにとって安心感に繋がります。
たとえ自宅に営業マンが飛び込みで来ても、お客さんはホームページを確認する人が増えています。
また、求人広告を見て就職や転職を考えた場合も、ホームページをチェックする人は多いです。
ホームページがあれば信頼感に繋がりますが、逆にホームページが無ければ「ホームページがないけど大丈夫かな?」という不安を与える恐れもあります。
建設会社がホームページ制作で失敗してしまう3つのリスク
ここまで、ホームページの必要性についてご紹介してきましたが、ホームページ集客に失敗している企業が多いのも現実です。
ここでは、建設会社がホームページで集客に失敗してしまう3つのリスクをご紹介します。
- ホームページは制作会社を選ぶのが難しい
- ライバル企業を分析せずに制作すると失敗する
- 検索エンジンから集客するなら運用(SEO対策)が大事
この3つのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
ホームページ作成会社を選ぶのが難しい
「うちも自社ホームページを作ろう!」と思った際に、web制作会社にお願いするのがほとんどかと思いますが、ホームページを制作する会社は日本全国に数千社あると言われています。
私自身も企業ホームページの制作をさせていただいていますが、もしも私にwebの知識がないとしたら、どの制作会社に頼んだらよいのか、とても1社に決められないなと感じます。汗
大企業から個人事業主まで様々ですし、値段もピンキリで多種多様過ぎるので1社に絞るのは難しいです。
ホームページ制作会社の選び方についてはこの後、ご紹介します。
ライバル企業を分析せずに制作すると失敗する
ホームページに検索エンジンから集客するなら、ライバル企業の調査・分析は必須です。
検索エンジンから集客するということは、上位表示するキーワードで見込み客は建設業者を比較することになります。
- 現在、どんな会社が上位表示しているのか
- 上位表示している企業はどんなサービスを展開しているのか
- ライバルとして見据える企業はどの会社なのか
- ライバルのホームページは何ページあるのか?
- 他社のホームページはSEOの観点でどれくらい強いのか?
これらを分析したうえで、自社の戦略を考える必要があります。
新規で制作したホームページが検索エンジンに評価されるまで、半年から1年の期間を要します。
費用をかけ上位表示まで長い期間かけたのに、ライバル分析ができておらず
- 全然上位表示できない
- 全く集客できない
という結果に陥っている企業は多いです。
検索エンジンから集客するなら運用(SEO対策)が大事
建設会社の中には、
- 公共事業や大手ゼネコンとの取引が主体だからSEO対策は不要
- 会社名で検索結果に表示されれば良い
という会社さんも多いでしょう。
しかし、検索エンジンから集客したいというのであれば、ホームページの定期的な更新やメンテンナンスなど運用が大事になります。
検索結果には順位がありますが、この順位は日々変動しています。
例えば
「型枠業者 甲府」
「トイレリフォーム さいたま」
などで、検索結果1位を獲得できたとしても、同業他社だって虎視眈々と1位奪取を狙っています。
検索順位は、Googleを攻略する事だけでなく、ライバル企業と戦い続ける必要があります。
ホームページは「作って終わり」「1位を取ったから安心」ではありません。
SNSや動画マーケティングが支流になってもホームページって必要?
いまはSNSやYouTubeなど動画の時代が来てるのに、それでもホームページって必要なの?
そんな疑問もあるかもしれませんね。
答えを言いますと、
はい。
ホームページは必要です。
正確に言うと「あった方が良い」です。
SNSとホームページでは役割が違う
SNSもYouTubeも情報発信ツールとして優れていますし、視聴者やユーザーをファン化するのに有効なツールです。
ただ、それらのコミュニティから問い合わせに誘導したり、サービスの詳しい説明をまとめておく媒体が必要になります。
また、検索エンジンからの集客はやはりホームページが強いです。
SNSが流行っているからSNSが良いとか、これからはYouTubeだから動画だとか、
というよりは、
集客の導線が、検索からだけではなくなったので、トータルで活用した方が良いという認識の方が良いでしょう。
一つの結論としてまとめますと、
TwitterやFacebook、YouTubeなどでお客さんにアプローチしたとしても、「詳しくはこちらのページをご覧ください」と網羅した情報をホームページに掲載しておいた方が良いという事で、SNSや動画が盛んになってもホームページは必要です。ということです。
ホームページ制作会社は大きく3種類。選び方も紹介します!
ここまで建設業にとってのホームページの必要性についてご紹介してきました。
ホームページ制作会社は数多くあります。
値段も全然違うしどこの会社を選べば良いか悩んでいる方も多いでしょう。
ここではホームページ制作会社のサービスの特徴や料金の目安を紹介します。
- 格安のホームページ制作会社
- デザインに強い制作会社
- マーケティングに強い制作会社
大きく分類すると、ホームページ制作会社はこの3つに分けられます。
一つひとつ見ていきましょう。選び方も紹介します!
①格安のホームページ制作会社
- とりあえずホームページを持ちたい。
- 検索エンジンからの集客は不要で、お問い合わせの窓口さえあれば良い
という会社さんにおすすめです。
5万円程度からホームページを作成してくれる格安の制作会社もあります。
基本的に、5ページ程度で画像もトップページに1枚程度。
10ページ程度なら10万~15万円程度となるでしょう。
最低限の内容で制作してもらえます。
②デザインに強い制作会社
- 企業のイメージを重視したい
- 公共工事がメインなのでホームページでの集客は不要
という会社さんにおすすめです。
デザインに強い制作会社は、もともとチラシやパンフレットなど作成していた業者が多い傾向にあります。
マーケティングやセールス、SEO対策に関する知識はマチマチで、キレイなホームページを制作したけど検索エンジンからのアクセスが全然ないというホームページも多いです。
デザインが素晴らしくてもアクセスが集まらなければ売り上げには繋がりませんので、本当に集客へ繋がるのか見極めが必要です。
③マーケティングに強い制作会社
マーケティングが得意な制作会社は、ホームページの設計やキャッチコピー、ライティング、キーワード選定など、集客に繋がる仕組みを構築することを重視します。
ホームページを作成するだけでなく、SEO対策(検索エンジン最適化)も考慮して「どうやって差別化をはかり、どのように売り上げに繋げるか」というところから提案してくれます。
(うちの会社もこちらです)
SEOとはSearch Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)の略で検索エンジン最適化のことを言います。
検索結果において上位に表示するための対策のこと。
検索エンジンからアクセスを集めるための技術のことを言います。
ホームページ制作会社の選び方。
建設業・ハウスメーカー・工務店や施工会社がホームページ制作会社を選ぶうえでまず決めておきたいのは、「ホームページで何をしたいのか?」という目的です。
まず、目的を明確にしましょう!
- ホームページから工事の受注を増やしたい
- ホームページは名刺代わりにあれば良い
大きく分類すると以上に2つに分かれるかと思います。
では、この2つの違いで見てみましょう。
インターネット上の営業マン!ホームページに大切な5つの要素とは
ホームページで何をしたいのか。目的で選ぶ
ホームページ制作会社の特徴
ホームページは制作しただけでは誰も見てくれません!
ホームページに100万かけたのに…
200万で制作したのに、問い合わせが全然来ない…
このような失敗は、ホームページさえ制作すれば問い合わせが来る
という勘違いが引き起こしてしまいます。
リフォーム会社やハウスメーカーなら、
「福岡 リフォーム」
「大阪 注文住宅」
などのキーワードで上位表示したいと考えるでしょう。
検索結果に上位表示するとはこのような状態です。
なので、制作した後の運用やSEO対策(検索エンジン最適化)が必要になるのです。
検索結果に上位表示される仕組みは「競争」です。
したがって「●×ホーム」という会社が他になければ、「●×ホーム」というキーワードで1位を獲得できます。
「●×ホーム」のキーワードで上位表示させたい!と思っている企業や個人がいないからです。
なので、大まかにまとめますと
- 検索エンジンから「リフォーム」や「新築」で集客したいのか?
- 自社の社名で検索結果に表示されれば良いのか?
で、制作会社の選び方や運用方法が変わってきます。
参考:検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド(初心者向け)/Google
まとめ。会社の大小に関わらず勝負できる
ホームページは活用次第で、会社の大小に関係なく売り上げを上げることができますが、
逆に言うと、同じ検索結果に表示される建築会社は、上場企業も個人事業も全てライバルになりますので「ホームページがあればいいんでしょ」と安易な考えで作るのはおすすめしません。
また、ホームページ制作会社を探し始めると、デザインの提案を受けることが多いと思います。
素敵なデザインのホームページが出来上がると、ブランディングにもなりますし満足度も高いでしょう。
- デザイン
- きれいな写真
- 素敵なキャッチコピー
もちろん大事です。
ただし、ホームページは制作したあと
- 検索結果に表示される
- ホームページに見込み客が訪れる
- 内容を見て相談⇒依頼する
この集客の流れができて「成功」と言えます。
集客のためのマーケティングも考えていく必要があります。
あともう一点お伝えしておくと、
ホームページは新規に立ち上げてから、検索結果に反映されるまで約半年かかります。
早めに対応することをおすすめしますよ。
ホームページ運営の最適解は一つではありませんし、どうしてもWEBに詳しくないと難しい部分もあるかと思います。
もしも自社に合った集客方法が知りたいという方は、無料相談をお受けしていますので、お気軽にどうぞ。
ホームページ運用・WEB集客・SEO対策に関するご相談承ります。
御社のWEB担当として運用もお引き受けしております。
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